【期間限定】2024年大学祭

友情

詩/葉津光

 

 


いーぷらのすすめ

エッセイ/zinnia

 

 


書く。

エッセイ/葉津光

 

 


茨の道の初恋

長編/月夜見

 

  OLの咲麗奈はインテリアデザインの仕事に就き、その帰りに居酒屋に立ち寄るのが日課だった。そんなある日、明良という男性に出会う。しかし、咲麗奈には残酷な運命が待っていた。


Emerald wind

長編/兎鮫

 

 ルナカは怪物に喰われそうになった少女・イロハを助けた。しかし、その怪物はルナカ一人の力だけではどうにもならないほど強く、命の花弁を紅に染め、散らしてしまう。絶体絶命の状況の中、二人の命運を分けたのは、一陣の翡翠色の疾風だった。


簒奪者の天国

長編/城輪アズサ

 

 


白昼夢

短編/木槿

 

  電車に乗って、音楽を聴きながら、さっきまで見てきた『幻想』に思いを馳せる。何かが心に引っかかりながらも、本心は一体では何を思うのか。


BOY

中編/葉津光

 

 


無口な少女

短編/衍字

 

  ずっと覚えていると思っていた。

 数年前に妹を亡くした僕は、その悲しみが、抜け落ちた穴が小さくなっていることに気づく。

そんな時、僕の前に死んだはずの妹が現れる。彼女はあの頃と何一つ変わっていなかった。

 喋らないという一点を除いて。


巡り結ぶデルフィニウム

長編/収束

 

  亡国の姫が護衛隊長と再会したあの日から月日は経ち、あれから良い方へと変わり始めていた。王と王妃を犠牲として亡命したあの日以来となる兄妹との再会は叶い、束の間のお茶会に向けて準備が進んでいく。

 そんな中で調査が続いていた、父王の隠し蔵の洞窟で襲撃をした男たちの黒幕が、未だ掴めずにいた。


私の大切な存在

短編/じゃがバタ

 

  ペットショップで出会ったマルチーズ、クニ。

 しかし、いざ飼おうとすると、クニはそこにはいなかった。私は、保健所につれていかれたクニをひきとる。

 そこからはじまる、クニへの愛情と少女の成長を描く物語。


いま、そこにある静謐──上遠野浩平『海賊島事件』に見る「死者の帝国」の批評的解体

評論/城輪アズサ